院長のコラム
みずいぼ
みずいぼというのは俗称で、正式には伝染性軟属腫といいます。1mmぐらいから大きいものでは1cmぐらいまでのツルツルしたイボがからだのあちこちにできる病気です。原因はウイルスで、接触感染します。大人がなることもありますが、小学生以下の子供さん、なかでもアトピー性皮膚炎の傾向がある子によくみられます。ただし、最近はアトピーの傾向がない子がかかるケースも増えているようです。この病気は、イボそのものと、多少のかゆみを伴うこと以外の症状はありませんし、本来は自然治癒するはずのものです。
したがって、もし見た目さえ気にならなければ、患児本人にとっては、さほど問題にならない病気であるとも言えるのではないでしょうか。とは言っても、だんだん増えてくれば、親御さんは気になられるでしょうし、かなりうつりやすい病気なので、ほとんどの幼稚園、小学校では、これがあるとプールに入れてくれません。じゃあ治療しなきゃ仕方ないですね、ということになるのですが、今のところ、みずいぼの原因となるウイルスをやっつける薬はありませんので、ピンセットでつまみ取るのが最も有効な治療方法とされており、実際ほとんどの場合、この方法がとられます。でも、この方法は痛いです。しかも、ふつうみずいぼは1個や2個ではありませんから、処置をされる子供さんにとっては大変なストレスだと思います。訳もわからず押さえつけられてブチブチやられるのだから、たまったものではないでしょう。大人になっても憶えているという人がけっこういるということからも、それは伺い知れます。局所麻酔のシールを用いてやればかなり痛みは少なくてすみますが、ごく小さなお子さんの場合、痛くなくても恐怖心はあるでしょうし、稀に起こりうる局所麻酔薬のアレルギーのリスクを考えると多少の躊躇が生まれます。痛くない治療法としては、消毒液を塗る方法などがありますが、確実な手段ではありません。
処置中に泣き暴れる子を見ていると、「ふつうに過ごしていたって、うつる時はうつるんだから、プールぐらい入れてやってくれればいいのに」と思ってしまうことがあります。まあ、医者がそんなことを思ってはいけないのかもしれませんが・・・。毎年、プールの季節が近づくと、「早くこのウイルスに効く薬が開発されないかなあ、しかも副作用がほとんどないやつ」と願う気持ちになります。
みずいぼというのは俗称で、正式には伝染性軟属腫といいます。1mmぐらいから大きいものでは1cmぐらいまでのツルツルしたイボがからだのあちこちにできる病気です。原因はウイルスで、接触感染します。大人がなることもありますが、小学生以下の子供さん、なかでもアトピー性皮膚炎の傾向がある子によくみられます。ただし、最近はアトピーの傾向がない子がかかるケースも増えているようです。この病気は、イボそのものと、多少のかゆみを伴うこと以外の症状はありませんし、本来は自然治癒するはずのものです。
したがって、もし見た目さえ気にならなければ、患児本人にとっては、さほど問題にならない病気であるとも言えるのではないでしょうか。とは言っても、だんだん増えてくれば、親御さんは気になられるでしょうし、かなりうつりやすい病気なので、ほとんどの幼稚園、小学校では、これがあるとプールに入れてくれません。じゃあ治療しなきゃ仕方ないですね、ということになるのですが、今のところ、みずいぼの原因となるウイルスをやっつける薬はありませんので、ピンセットでつまみ取るのが最も有効な治療方法とされており、実際ほとんどの場合、この方法がとられます。でも、この方法は痛いです。しかも、ふつうみずいぼは1個や2個ではありませんから、処置をされる子供さんにとっては大変なストレスだと思います。訳もわからず押さえつけられてブチブチやられるのだから、たまったものではないでしょう。大人になっても憶えているという人がけっこういるということからも、それは伺い知れます。局所麻酔のシールを用いてやればかなり痛みは少なくてすみますが、ごく小さなお子さんの場合、痛くなくても恐怖心はあるでしょうし、稀に起こりうる局所麻酔薬のアレルギーのリスクを考えると多少の躊躇が生まれます。痛くない治療法としては、消毒液を塗る方法などがありますが、確実な手段ではありません。
処置中に泣き暴れる子を見ていると、「ふつうに過ごしていたって、うつる時はうつるんだから、プールぐらい入れてやってくれればいいのに」と思ってしまうことがあります。まあ、医者がそんなことを思ってはいけないのかもしれませんが・・・。毎年、プールの季節が近づくと、「早くこのウイルスに効く薬が開発されないかなあ、しかも副作用がほとんどないやつ」と願う気持ちになります。

